前作よりもアクションを増してエンタメにパワーアップ!自分はこっちの方が好き。
冒頭のカーアクションで流れるのはプリンス&ザ・レボリューションズ「レッツ・ゴー・クレイジー」。最初から思いっきりアメリカの音楽をほぼフルコーラスで流して、イギリス紳士スパイのイメージをぶち壊してくる(こういうところが賛否分かれるポイントかも)。
エルトン・ジョンはゲスト出演程度に思ってたら、がっつりアクション満載で驚き。御年70歳のライダーキックが炸裂!最近じゃもっとおとなしい格好に落ち着いているので、昔のライブパフォーマンスを観ているかのような楽しさがあった。
そして前作に引き続いて、一筋縄ではいかない善悪観も魅力のひとつ。前作、サミュエル・L・ジャクソンが昔のスパイ映画は悪役が魅力的だった〜なんていうシーンがあったけど、そのルールを守ってか、やっぱり悪役でも観客の共感を誘うようにキャラ設定されている。
問題のミンチシーンは、どう考えてもPG12じゃなかった。血が出なかったからセーフなのだろうか。