ちちどん

キングスマン:ゴールデン・サークルのちちどんのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

キングスマン、やっぱり良いね。
アクション映画って、同じような攻防によって、飽きてしまうこともあるんだけど、そんなことは一切なく、楽しめる。

音楽を変えたり、撮影方法を変えたり、時々グロテスクなシーンを盛り込むことによって、観客に刺激を与え続ける。飽きさせないために、こういうの大事ですね。

ただし、前作に比べるとすこし物足りない感じもする。暴力と紳士という相反するものが交わるところが面白いポイントだと思うのだが、暴力的シーンが多く、紳士としての嗜みを感じるシーンが少なかった。

あとは、もっと絶望的な状況に追い込まれても良かった。彼女がドラック患者になるところまでは良かったが、制限時間が分かりやすくあった方がなお興奮する展開になったかと。あと1秒のところで、パスワードを入力するみたいな。
また危機的状況でも、まぁなんとかなるだろ感があったので、どうしようもないくらい敵が強いとか、武器が全部取られるとか、そういうのが必要だった感じも否めない。もう絶対無理じゃん、この状況…っていうのを感じさせて欲しかった。

とつらつら書いてしまうくらい、やっぱりキングスマンはカッコいいし、好きなんです。
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