先日、小路監督作品〈辰巳〉を鑑賞し衝撃を受け、同監督作品をチョイス🎯
自動車整備工を隠れ蓑にクスリを売り捌いているチンピラ、ケンとカズの友情と確執を描くクライムストーリー。
〈辰巳〉の小路紘史監督、初の長編作品。
2016年98分🇯🇵
閉塞的な地方都市コミュニティの片隅で生きる主人公一味、カトウシンスケ、毎熊克哉、藤原季節のやり取りが醸し出すチンピラ感が、やけにリアル。
主演のカトウシンスケさん、現在もバイプレイヤーとして様々な作品でお見掛けしますが、次々に退路が断たれ、ジリジリと憔悴してゆく男の表情に凄味を感じた。
設定を見て端からハッピーエンドは期待していない。自業自得で追い込まれてゆく、特別な存在でもなんでもない末端のチンピラたちの行く末を、淡々と見届ける物語。
〈辰巳〉で感じた様なカタルシス、今回は得られませんでした。
ちなみに、直後に鑑賞した中国産CGアニメ〈ライオン少年〉の主人公が毎熊克哉さんにしか見えなくてウケました🦁