みあせぶ

バジュランギおじさんと、小さな迷子のみあせぶのレビュー・感想・評価

4.6
愛は国境をも越える


ボリウッド好きなので、期待値結構上げて鑑賞。

まずは劇場で観れた事に感謝。1度は時間が合わずパスしてしまったものの、つい最近、劇場で観れるチャンスが私に訪れました。ありがたいですね。

「バーフバリ!バーフバリ!の次は
「バジュランギ!バジュランギ!」かよ!
とか思っていましたが…こんな感動ロードムービーなら、そりゃ言いたくなっちゃうのもよくわかります。

「“男性”が“迷子になった少女”を助けて家へ送り届ける。」
至って普通のストーリーながらも、“男性”と“少女”に特殊な条件が揃うだけで、こんなにも超大作になるのかと思いました。
なんと言っても
「パキスタン」と「インド」
両国は隣接していながらも、宗教も文化も全然違う。
そんな2国がひとつになり、同じ方向を向いている瞬間をこの映画で垣間見ることができます。

また、ボリウッドお馴染みのミュージカルシーンは本作もかなりいい!!
2人が出会う「Selfie Le Le Re」からなんかもう泣いてましたね。あれめっちゃ好きです。
結構な規模でのミュージカルシーンなので、かなり見応えあり!
ひたすらにハヌマーン様を崇拝するバジュランギが可愛い。

他にも色々と歌ったり踊ったりするんですけど、「きっと、うまくいく」と同じぐらい素敵な曲の数々でした!

インド映画は時間が長いので、かなり物語の進行スピードが遅いと思われがちですが、本作は全く長く感じませんでした。ミュージカルシーンは長いので、耐性ない方には苦痛かも?

ラストは
「こうなるって分かってるのに泣ける」
パターンです。
王道ではありますが、いい作品です。
ぜひ劇場での機会を逃さずに観ていただきたいです!
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