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胸騒ぎのシチリアのshoのレビュー・感想・評価

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)
2.5
「ミラノ、愛に生きる」に続いてルカ・グァダニーノが監督、ティルダ・スウィントンが主演。衣装も引き続きラフ・シモンズが提供している。

ストーンズだけでなく、キャプテン・ビーフハートやボボル・ヴフなどの挿入歌も個性的で、それに合わせたレイフ・ファインズのホットで挑発的なダンスがチャーミングだった。ロックに統一感を持たせながらもプログレやサイケなど振り幅があり、音楽性が豊かな作品だ。

喋れないというハンデを逆手に取り、特長へと見事に変えたティルダ・スウィントンの演技力が際立っていた。

本編を見終わったあと、原題のタイトルの命名に納得できる。アラン・ドロンの「太陽が知っている」のリメイク版とは知らなかった。
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