じろともトン

キャラクター/孤独な人の肖像のじろともトンのレビュー・感想・評価

5.0
#映画 #movie #オランダ映画
◯「 #キャラクター孤独な人の肖像 」(原題「Karakter」
◯今上映してる映画と同じタイトルですが内容は全く違います。
◯たまたまDVDも持っていたオランダ映画「キャラクター/孤独な人の肖像」という映画があります。レンタルで観てすごいと思ってDVDで何度も観ていた映画です。
◯今全く日本では知られてないけど、
アカデミー外国語映画賞を受賞してる力作。
◯オランダの小説家フェルディナンド・ボルデヴィジュクの小説を元にした映画。
◯執政官として悪評の高い厳格な父親と、
見た目も性格も大人しいその息子が長い年月に渡る確執を重厚な演出と映像と語り口が飽きずに観れる映画。
◯厳格な父と息子の話なのだけど、まず陰影のある映画が美しい。
そして息子がゼロから父親に対峙する様に生きている姿が力強くて、俳優さんの演技、演出、映像なのだけど、すごく観やすいのは息子の目線で映画が進行する語り口が、観やすくしてるのかも。
◯あらすじで難しそう、重そうと思われそうだけど、父親役の俳優さんが賞をとったけど、
息子さんの地道だけど力強い生き方が痛快な点がとても好きな映画です。
じろともトン

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