Barboncuraさん

大恋愛のBarboncuraさんのレビュー・感想・評価

大恋愛(1969年製作の映画)
4.0
ピエール・エテックス3作目。
彼が監督した唯一のカラーフィルムであり、これが最後の長編映画。
カラーを使って何が表現出来るのか、スタジオを飛び出すことで、どのような映像が撮れるのか。
映画は、正に夢を見ているかのようなシーンの連続で、カリエールとエテックスの挑戦(というか喜び)が画面いっぱいに広がっており、観ているだけで目頭が熱くなってしまった。そうやって油断していると、しょうもないギャグに笑わされてしまう笑
会場の笑いも、前より多かった気がする。
まるで劇場公開時にタイムスリップしたような感覚だ。
最後に映る人物の行動に示唆される色々を考えながら、家路に着くのでした。
映画見すぎると眠くなる感覚、久しぶりだー。