観ている時より、観た後に酒を飲みながら思い出してる時の方がうるうるし、酒を飲み続けてしまうという映画体験。
観客は三つの視点から、父カラムを観る。一つ目はビデオカメラを通して11歳の娘ソフィの視点から、二つ目は映画のショットを通して今のソフィの視点から、そして三つ目は想像という神の視点から。
予告編で流れる、"あなたの心の声が聞けたなら"というフレーズを、疎遠(死別を含む)になってしまった大切だった人達全員に送りたい。
観客を感情を抉り出す、観た事ない画面構成や色彩に、映画を観ながら「凄っ」と何度も声に出してしまった。
スコアは酔ったままスワイプして止まった数。つまり青天井ってことです。