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マッスルモンクのmylifeのレビュー・感想・評価

マッスルモンク(2003年製作の映画)
3.8
「マッスルモンク」を再鑑賞してみた。監督はお馴染みのジョニー・トー&ワイ・カーファイ。こちらも、サブスクでは観れないので宅配レンタルで観たくなってしまったのだ。

主演はアンディ・ラウ。「ダイエット・ラブ」の時にも一回、目ためで度肝を抜かれたんやけど、こちらは別の意味で度肝を抜いてくる。一度、見ているとは言え久し振りやし、インパクトがありすぎる。

ふむん、めっちゃ筋肉モリモリなのだ。もう、初っぱなから出し惜しみなく見せ付けてくる辺りが素敵。しかも、ストリップバーで踊っているのがアンディ。いゃあ、意表をついてくるなぁ。

ヒロインには、ハスキーボイスが魅力のセシリア・チャン。アンディとの共演は記憶にはないんやけど、これが意外と初めてなのかな。とにかく、好きな二人の共演にテンション上がる。

物語的には刑事ものアクション。刑事はセシリア・チャンの方やけど。元僧侶と言う肩書きを引っ提げてビッグガイはリー・フンイー刑事を協力する。ビッグガイは人の前世の業(カルマ)が見えると言う特技と超絶アクションを繰り広げる訳だ。

だけど、バイク運転シーンは不意を突かれるほど最高なのだ。身体能力の高さも伺えるし、さも運転は得意気な台詞を発していた。

こんなくだり、完全に忘れていたので、まさかのフルスロットルで壁に激突するなんて思いもしてなかったやん。確かに、ゲーセンでは得意のようなコトを言っていたけどね。まさかの無免許と言うベタな結果なのか。フフッ、かなり爆笑してしまう。

後半は、前世の“業”中心の物語へと遂げていく。前半あれだけ香港テイストのコメディを織り交ぜて来てたのに、急に真面目なテイストやん。何か、仏教的な思惑が強くて、いまいちピンとはきてはいないが何となく言いたいコトは分かるレベルかな。

ジョニー・トー監督の中では少し趣の異なる作品。見た目のインパクトもあるが、たまにはこう言う作品も良いと感じる今日この頃。
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