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マジカル・ガールのnyakoのレビュー・感想・評価

マジカル・ガール(2014年製作の映画)
3.5
ホラーじゃなかった、サスペンスだった〜!

白血病で余命少ない娘を持つ元教師ルイス。
夫といびつな関係があるメンヘラな妻バルバラ。
ジグソーパズルが大好き、老いた元教師ダミアン。

それぞれのドラマがゆっくりと同時進行し、バルバラを中心として繋がっていく。
(最初、相関図がわかりづらし)
後半から血の匂いし展開へ。
あまり説明が無いため余白が多く、想像をかきたてる描写が多い。

バルバラという存在がとても謎めいていて、知りたいのに見せてくれない〜。その謎でサイドストーリーができそう。
果たしてトカゲの部屋とは?ブリキと言ったら出してもらえる部屋とは?

ルイスの娘は日本のアニメ『魔法少女ユキコ』(そんなアニメはほんとには無い…多分)マニア。
その設定がマクガフィンではあるけど、すごく緊迫した場面でコスプレの魔法少女が現れる…なんてすごく奇妙だ。

マジックで始まり、マジックで終わる。
いろいろ解釈がありそうだけど、わたしは主導権の移動なのかな?と思った。
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