ラトナで買った時のおまけ。
女性の尊厳VS親子愛ってのが終始テーマになっていたような。
カラーのNargis見るのってこれが初めて。流石におばあちゃん役は無理があるか。
あと旦那(この映画の時は夫婦になっていたか良くわかんないけど)のSunil Duttと親子設定で出てるんだね。
話としては女性の尊厳という思想をこれまでかと言わんばかりに前面に押し出してるし、他の映画見ても母さんの侮辱は勿論のこと、家族の女性メンバーへの侮辱に対してどんだけ温厚な人でも一瞬でキレるみたいな描写がよくあるから、あの国においては女性の尊厳ってのが大事なんだろうなってのは分かるんだけど、同時にあの国ってレイプ犯罪が多すぎるのはなんでなんだろう。
そもそも尊厳自体は重んじられているけど、扱い自体は『マヌ法典』あたりの時代から重んじられていないし、今でも男と比べるとかなり自己犠牲と我慢を強いられる立場だと思うんだけど。そういう中で家庭の中では縁の下の力持ちでなおかつ生を与えることができるからバランスを取るために尊厳という実態があるのかどうかよくわからないものを付与したのかしら。
てっきりBirjuが学をつけて復讐するのかと思いきや、割と現実的などうしようも無い終わり方で悲しかった。
