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ライド・ロンサムのhasseのレビュー・感想・評価

ライド・ロンサム(1959年製作の映画)
3.8
ワイドスクリーンに望洋と広がる荒野のロケーション、そこで繰り広げられる殺伐とした命の駆引き。互いの本心を探り合う男たちの硬直した関係性を融和させる未亡人(カレン・スティール)。

冒頭の主人公と賞金首ビリーの対峙のショットや、廃屋に寝泊まりした翌朝、カレン・スティールが朝日を受けながら身だしなみを整えるショットなど、バシバシキマってる。

私の理解力がカスなのと、日本語字幕がそこはかとなくまどろっこしいのとで序盤は人物相関図と各々の目的をつかめず苦労したが、主人公の真の狙いが判明してからの怒涛の展開で魅せられてしまった。
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