その冷酷さから親衛隊の部下たちに金髪の野獣と呼ばれたドイツの政治警察権力を一手に掌握し、ハインリヒ・ヒムラーに次ぐ親衛隊の実力者となったラインハルト・ハイドリヒを描いた作品。
この作品は大きく分ければ3部構成になり、前半はラインハルトが如何にして、ナチスでヒトラー、ヒムラーに次ぐ第3の男までに上り詰め、どれだけ冷酷な人間だったかが描かれてます。
とにかく冷酷で人の命を何とも思わない悪業っぷりに、優秀でありながら人間性に欠けた者こそがナチス上部に上り詰める事が出来るのが分かります。
彼は、ヒトラーやヒムラーの事でさえ陰では言いたい放題だったらしいので、隙あればトップに立つ可能性もあったのではないでしょうか。
中盤はラインハルトがチェコのレジスタンスによって暗殺され、後半はそのレジスタンスがナチに報復にあう物語構成です。
彼らはラインハルト1人を殺しても、家族や仲間が報復にあう事を覚悟しながら立ち向かいます。
やって、やり返されてと戦争の恐怖が痛いほど伝わります。
◼️物語、構成 3/5
◼️演者、演技 3/5
◼️演出 3/5
◼️衣装、メイク3/5
◼️音楽 3/5
◼️美術 3/5
◼️満足度 3/5
◼️万人受け 3/5
◼️病みつき度 2/5
◼️涙 2/5
◼️恐怖 2/5
◼️安らぎ 1/5
◼️笑い 1/5
◼️アクション 3/5
◼️謎解き 1/5
◼️エッチ度 1/5
◼️グロ描写 1/5
◼️胸糞 2/5
◼️歴史的背景 5/5
◼️元気貰える 1/5
◼️睡魔 1/5