ノノ

シティ・オブ・ゴッドのノノのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
5.0
なんでずっと見てなかったんだー!
カメラ、編集技術、登場人物一人一人の描き方のうまさ、2時間があっという間に過ぎ去っていく。このような登場人物が多い群像劇だと誰が誰だか分からなくなる事が多いんだけど、全くそうならないのは演出の上手さだろうか。
リオの郊外にあるスラム街、神の街はマリファナの匂いとコカインと銃声で満ちている。死と隣り合わせの日常。しかし主人公の悩みはそこら辺の男子と同じ、童貞だということ。クラブでカメラを取り合うシーンはバキバキなフラッシュで一連の流れが目に焼きつき、緊張感が半端なかった。
あと、子役たちの演技もうますぎる。手を撃たれる時に泣き叫んでた子がもう本当に怯えてるようにしか見えない。
ラストはブスカペのカメラのファインダーから一部始終を覗く。そして神の街のボスは新たな奴へと変わっていく。銃持ってカッコつけて写真撮られて〜!
ノノ

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