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シティ・オブ・ゴッドのmarm25のレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
5.0
事実に基づくブラジルのファベーラ(スラム街)でのギャング抗争の映画。見せ方が引き込まれるし、ブラジル人の彼と一緒に鑑賞してよりリアルさを感じられた。

ジャーナリストになったスラム出身のブスカペが見てきた「神の街(cidade de Deus)」の話。ギャングはもちろん、賄賂を受け取っている警察が見過ごして回っている世界。残酷なシーンもたくさんあるけど、新しい世界を知れて本当に見てよかった。
シリアスなシーンでもボサノヴァとかサンバが流れることもあって、このギャップがまた映画としてすごくよかった。

あとはブラジル独特のapelido(あだ名)が面白い。Busca-pé (ブスカペ、ネズミ花火)とかDadinho(ダジーニョ、サイコロちゃん)とかcenoura(セノーラ、にんじん)とかね!それを堂々と名乗るブラジル文化が好き。
小ネタとしてはブスカペは白人だったらしい。また、この映画で描かれた後のリアルのほうが実際はひどく、新しいリーダーは皆殺しだったようです。
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