Pam

シティ・オブ・ゴッドのPamのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
3.6
南米のマルコス関係ドラマとか映画とか近年多くてちょこちょこ見てきたけど、、これすごいね。。City of God, 。。仏語で見てしまったんだけどなにこの悪い言葉遣い。。こないだの『レ・ミゼラブル』よりひどいね。

それとこの最初と最後にでてくる鶏のシーンがつながるわけですが、このあたりもそうだしとりあえず音楽が軽快。ラブシーンも軽快。暴力シーンも突き抜けてる。突っ走ってるわ。子供を撃つシーンとか、あれ映画館でいたら私映画館でてます。。。

コロナ爆発国として有名なブラジル。もう絶望しかないやん。。。と思わせるのだけど、最後の最後で希望が見えてくるんだよね。本当にいい映画だよ。こういう映画は涙が出てくるね。

レ・ミゼラブルもキーパーソンとして記録者であるドローン少年がでてきたけどこれは写真少年。彼は警察に追われることもなし、ギャングに追われることもない。実はギャングに信頼されていたからこそ特ダネを新聞社に売ることができた。そして彼は違う人生を歩むことができた。

ブラジルは比較的メチスが多いので人種差別はないとはいわれるが、この子達の肌の色とブラジルの現大統領の肌の色は違うよね。。。私もずっと前びっくりしたんだけど、メキシコも大統領とか普通の白人なんだよね。。。なんか。。さ。いいんだけどさ。マーチールーサーキングじゃないけど、根深いよこれは。。。

コロナ、人種差別、経済、格差、、いろいろなことを考えてしまった。でも希望を見つけたいときにいい映画。
Pam

Pam