さよなら種田

ジョン・ウィック:チャプター2のさよなら種田のレビュー・感想・評価

3.5

今作も盛大に暴れてくれたジョン!

もはやこのシリーズに良質な脚本を求めていないのは、1を観た方には共通する意見ではないか。

冒頭から車を取り返す展間で前作を思い出させてくれたアクション。

車からわさわさ降りずに攻撃するアクションシーンはかなり突飛。

CGを使えば良質なシーンが作れるハリウッドですが、あえての実写で行い、臨場感あふれる演出はさすがとしか言いようが無い。

前作で復讐を果たしたジョンが今作ではどのような理由でまた殺し屋に戻るのかと楽しみにしていると、当たり前のように前作を無理矢理広げて内容を膨らませましたね。

ですが、このシリーズに対してはどのような脚本でもアクションの邪魔をしなければ問題ない。

つまりごちゃごちゃとプラスし過ぎていない脚本であれば見応えがある作品になることは間違いないのです。

今作でも終盤まで止まらず突っ走っていったジョンはあっぱれ。

こちらが展開持ちをしている状況でもあっさりとスルーし終幕する潔さは爽快で 鑑賞後のスッキリ感が味わえ、それが今作の高評価部分にもつながっているのだろうか。


免にも角にも三作目に、より期待してしまうチャプター2でした。
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