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同級生のAのネタバレレビュー・内容・結末

同級生(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

BLとか関係なしにマジでみんな観てほしい

小6の時に映画館の予告で観て、ずっと心の隅で気になってはいたんだけど、なかなか観る機会がなく8年の月日を経てようやく鑑賞。もっと早く出会いたかったと後悔の気持ち半分、この恋愛のピュアで美しい部分は大人になってからじゃないと理解できなかっただろうなと思う半分…

原作の明日美子先生が織り成す美しい線の世界に、ふたりの声、色彩、動きが加わったことで物語の解像度がさらに高まって大感動(TT)

草壁は金髪でチャラくて遊んでそうに見えるのに実際佐条のことしか視野になくてひたすらに一途なのがとてもとても良い。佐条は設定上勉強がすこぶる得意な黒髪眼鏡くんだから一見表情筋お堅くて冷徹な子に見えるんたけど、実は表情柔らかくていろんな表情見せてくれるし、よく動くのが可愛くてこりゃあ草壁もハラセンも惚れるよね~と勝手に納得した(「もう、しない(CV野島)」が悶絶級に可愛い)

同級生、卒業生、大学生、社会人って形を変えながらもふたりの関係性は続いていくけど
やっぱり高校時代にしかない甘酸っぱさというか、大人でも子どもでもない、二度と戻らないあの時期がいちばん儚くて美しいのだと改めて感じた。青春って素晴らしいね

この先の二人の人生に幸あれ
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