事実に基づいた映画。
特に期待はして無かったけど、今に作られるべきして作られた映画。
深く話すとネタバレになりかねないので感想だけ簡単に
1時間半ほどで見やすい
でも内容は素晴らしくて見入ってしまうような感じだった!
やっぱりトムハンクスの演技力は凄い。
賞賛されながらも疑いの目を向けられマスコミに追われて、奇跡だ奇跡だと言われ続ける機長の心情を表情だけで示していた。
映画において説明多加なのは結構やりがちなミスでもしも今作が言葉で説明されてたならクドイ映画になってただろう。
それを表情やアクションで示す演技力は凄い。
またマスコミのウザさや報道で世論が傾くのもこの時代に作られるべき映画だと思う。
映画がもたらすカタルシスといった面でも素晴らしかった!
疑いの目を向けられ、事故を統計的に判断される展開から
それが解決されるプロセスを上手く見せていた。
人間の可能性。訓練や経験値の凄さを感じた。
統計や機械的なシュミレーションも机上の空論なんだと思った。機械的に判断する時代だからこそこの事故の顛末を映画にする事の意義を感じた。
そしてカタルシスも感じた。
勿体無いなと思った点もあって、事故起きた時の映像を断片的に何度に区切って見せて多少重複した映像見せる場面もあってちょっとクドかった。
最初に10分15分かけて見せてから
事故の展開を見せて欲しかった…
でも映画らしい映画で
素晴らしい映画でした。