俗に言う「ハドソン川の奇跡」のその後を描いたヒューマンドラマ映画
バードストライクで両エンジンが停止した旅客機を最寄りの空港ではなく、あえてハドソン川に不時着水させた機長、サリー・サレンバーガーの責任問題を追及するストーリー
パイロットという職業に人生を捧げてきたサリーの葛藤にも迫る内容は、イーストウッドらしく人間味があってとても良かった
無条件に「英雄」として描くのではなく、その人物の家族や人生を通して、あくまでも「一個人」として描くことで、サリーという人物に親近感がわく
彼は「英雄」でも「伝説」でもない、一人の人間なのだと心から思える作品
イーストウッドの映画が好きならオススメ