Minita

火の山のマリアのMinitaのレビュー・感想・評価

火の山のマリア(2015年製作の映画)
3.5
独自の言語や風習を守り大地と共に生きるマヤ族。先住民族や女性に対する差別、貧困から抜け出せない現実は理不尽すぎてやるせない。
それでも嘆きや憤りを内に秘め生きていこうとする母娘の姿が、マグマを抱え黒々とそびえ立つ火山に重なる。生命の熱さ。
母が娘を手で洗ってあげるシーン、褐色の肌がはっとするほど美しくて見惚れてしまった。
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