のこ

火の山のマリアののこのレビュー・感想・評価

火の山のマリア(2015年製作の映画)
3.5
終わってからも、余韻残る切ない映画!
マリアのお腹の子供は~いったいどこへ?

後半から、婚約者の嫉妬と、人身売買の企み、
読み書きも、学校にも行かれない、言葉の壁が切ない結果に!
純粋に生きる、近代化にほど遠いマヤ族、マリアの悲しみの顔、娘を思う母の気持ちが 痛々しくてならなかった!
映画化されなければ、知らなかった世界~

ガテマラの高地で、マヤ族の一家が近代化にほど遠い、まじないなどを信じての生活だか
娘マリアが、雇われている男性と婚約しながらも、好きな若い男性との子供を宿して~

臨月のマリアが蛇に噛まれて病院へ、意識朦朧の中~
婚約者の悪巧みに嵌められていく

母親は、娘に対して、どうしようもない若い男性との過ちを責めることもなく、日に日に体が変化していく娘を労りながら、孫の誕生を待ちわび、 常に愛情たっぷり可愛がる母の愛は素晴らしかった!
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