いつもふきげんな果子、高校三年生・夏の物語。果子の死んだはずの叔母さん未来子が突然現れて…。
この映画、好きか嫌いかと問われたら、どちらかと言うと…大好きです。
この映画の醍醐味は会話だと思いますね。内容自体はたいして意味の無いものも多いと思われますが、その会話の積み重ねによって果子という人間を形付けていたな、というのが鑑賞後の感想です。
最後の方の果子とお母さんの二人横並びの会話がよかったです。ここがクライマックスかと思ったら違いましたが。
そこも含めて「そうじゃないんかい!」というツッコミを心の中で何度入れたことか。この映画のそういうところも好きですね。
高校生の頃のイライラは身に覚えがあり、果子の言動が「あるある」なのですが、話の展開は「ないない」なのですよね。
ああ、この映画が好きな人と、この映画について一晩中語りたい。