なるほど、現代版「不思議の国のアリス」ね。
二転三転する展開といい、岩井俊二監督がやりたい放題、自分の感性をすべてぶち込み作った映画というのが隅々まで感じられ、とてもおもしろかった。
黒木華のあの声といい佇まいといい、アニメキャラのような絵に描いたようなどんくささや、かなりイライラする感じとか完璧。ちゃんとメイド服も着てくれるし。
そしてCoccoの存在感が、個人的にはトラウマ級。。当て書きした役だそうだけど、演技なのか彼女自身なのかわからなくなるほど馴染んでいる。
長尺で観るのをためらっていたけど、この展開はたしかに飽きないね。（百合タイムはさすがに長いと感じたけど！）
