リップヴァンウィンクルの花嫁のkotaのレビュー・感想・評価

平日の長丁場は寝てしまうかと思いきや、一気に180分観てしまった。
色彩、音、間、たゆたうようなカメラワーク。
詩のように映画を撮る人だなぁと。
いつからか鼻について避けるようになっていた岩井俊二。
鼻に付く感じがあまりなくなったのは、尖りすぎない上手い落とし所にたどり着いたということかしら。
エキセントリックな子と普通が過ぎて普通の枠を飛び出している子、という彼が得意な構図は変わらないけれど、2人とも魅力的だった。
綾野剛くんは、伊坂幸太郎の作品に出てくるキャラクターのようだったな（笑）