このレビューはネタバレを含みます
タイ版エクソシストモキュメンタリー仕立
ツッコミどころはそこそこあります
一番は、じゃあ誰がこのドキュメンタリー仕上げたんだよ、とねw
あと終盤はちょっとやりすぎ感がある
ただ、それを押しても終盤まで引き込んでいく力がある作品でした
特に中盤までは、え？もうそんなに時間経った？？ってなりました
中盤までの体感と、終盤の体感の差よ
終盤になると時間の流れが遅くなった感じがします
エクソシストとシャーマニズムの二重構造なのもちょっと目新しく感じた一因かも
原題は「霊媒」という意味だそうで
要はこの映画の立ち位置で言うとキリスト教で言うエクソシストなんだけれども
でもエクソシストが「資格」なら、この映画で言う霊媒は「選ばれし能力」であって
ホラー演出多々あれど帰着点に向けてしっかりエピソード仕込んでるので、ああ、そこにいくんだと納得もできる
というか、序盤の引き込み具合からのありきたりのホラー結末だったら萎えるなと思っていたところにそこに帰着してくれたのがうれしいというか
最初に書いたようにツッコミどころも展開に関する既視感もあるけれど、引き込むだけの力を持ったこれは、よくできたホラーだと思います
てかこれがドキュメンタリーなら、誰が仕上げたんだってばよw（2回目）
久々にホラー観て「面白かったなぁ！」って思いました
特に中盤まで
