いやなものが残らないハッピームービー
利己的な人も出てはくるしはじめは場違いだと眉をひそめられたりもするけれど、たった1枚のドレスを作るためにイギリスからやってきて新たな風をもたらした労働者階級のご婦人に、結果Diorの面々はあたたかい
全体的に見れば正直言って上手くいきすぎな展開ではある
が、夫を失った悲しみから立ち直らせてくれたちょっと大きすぎる夢と、それを実行に移すパワーが心地よい
さらに早合点で切れ散らかしたり、ほのかな期待が裏切られてちょっと傷ついたりというハッピーをいい具合に不完全にするエピソードのバランスがよかった
