ゆっきー

凱里ブルースのゆっきーのレビュー・感想・評価

凱里ブルース(2015年製作の映画)
2.5
山崎さんが『ライトハウス』評で「ベルイマン病」という表現を使ってらっしゃったが、その言葉を借りると本作は完全に「タルコフスキー病」である。
それでも前半はロケーションの魅力も相まって見てられたが、中盤の長回しからもうげんなりしてくる。

長回しが目的になってる映画はもうダメだし、そのやり方も1度フレームアウトした役者と別ルートを動くカメラがまあ合流するといった、そこそこ映画見た人間なら何度も見たよって表現で萎える。
まぁそれでも次作『ロングデイズジャーニー』よりはマシか…
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