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アリバイのimaponのレビュー・感想・評価

アリバイ(1963年製作の映画)
3.5
警視庁全面協力って。

殺人現場、夫を失った妻が泣き崩れ、幼い娘が「おかあちゃん、どうしたの?」と駆け寄る。父親の死体を見せまいと抱き上げる刑事。捜査陣が一瞬感傷的になっていると「捜査開始!」の檄が飛ぶ。

古い刑事・宮口精二と新しい刑事二谷英明のバディ。
殺人事件は、その前から追っていた捜査2課案件と通じてる。
企業のプライドと信用のために口を閉ざす社長・下元勉。宮口精二の奥さんが亡くなると花輪を送ってる。
悪者はいつも最後は逃げ切るのか。下元社長の証言で事態は好転。現実ではなかなかこうはならんだろうな。

渡辺美佐子は悪の親玉の嫁でありながら実行犯・小高雄二の情婦で和装グラサンで手の凝ったアリバイ工作。
白スーツの悪人・大滝秀治も強烈な印象残す。
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