"Beautiful goddamn day..."
戦争って 言葉の意味は
その"悲劇"の面こそ 変わらずとも
"勝利"という視点の大義たるもの
もはや その存在は幻想かもしれない
先の大戦や 冷戦に 民族紛争もまた
前世紀の負の遺産でしかない21世紀
ドンパチ派手にやるのは 宇宙人相手の
SF映画が担うべきものなんだろうね
現実において 敵と守るべき者の区別も
難しく 正義の枠も曖昧な泥沼の戦場で
命を賭して 或いは命を奪ってまで
目指す勝利さえも 霧のように怪しく儚い
戦場日和だ…と自嘲気味に哂う軍人に
ちょっとばかし 同情してしまうなぁ
戦争の愚かさを伝える映画が写すものも
大きく変わってきたのを実感する1本