トランスマスター

ジュラシック・ワールド 炎の王国のトランスマスターのレビュー・感想・評価

3.0
MX4Dにて視聴

地底探査潜水艇が海底の恐竜のサンプルを回収しているところからモササウルスが・・・。
前作の島の火山が活発になり恐竜が絶滅の危機に瀕したのでジュラシック・パークの舞台のコスタリカの孤島へ輸送する予定がひと悶着ありトラブルが連鎖反応していくお話です。シリーズを通してラプトル推しなのは今回も健在です。

◆良い点/注目ポイント
・恐竜の闇ビジネスがワシントン条約で輸出入が禁じられている動物の密輸みたいで普段とは違うストーリー展開なのも新鮮です。
・ラプトル(ブルー)との信頼関係は、アンブリン社のお家芸。
・T-REXに一歩も引かない百獣の王のプライド。
・レジェンダリー・ピクチャーズも絡んでいるためラボの博士も大陸系そしてクローン兵器恐竜は”インドラプトル”というIT大国に対して挑発的な名前は大使館的に大丈夫なのでしょうか?

◆改善点
・アロサウルスとか雑魚キャラ的な肉食恐竜に襲われそうなときT-REXが出て来そうな安心感があるので少し手法を変えてほしい。
・豪邸の孫娘の出生の秘密が話の流れで即バレしてしまいます。また部屋に備え付けられたダムウェイター(貨物用エレベーター)が他の階に動いているときは扉が開かないはずです。
・恐竜が咆哮しているときは恐竜の口臭を恐る恐る嗅いでみたい。(肉を食べた直後の血なまぐさい感じ。)

◆総括
・ストーリーはITエンジニアが飲むペットボトル入りのカフェオレ並みに薄いので、劇場で4Dか3Dで音圧と映像を体感しましょう。
エンドロールのテーマソングはグッときます。
トレーラーの為に撮影したようなハワイのワイメアビーチのモササウルスのショットは贅沢の極みです。