aya

ミュージアムのayaのネタバレレビュー・内容・結末

ミュージアム(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

観終わったあとはため息しかでません。怖すぎる、恐怖すぎる、夢に出そう!
でも見応えありました!非常に面白かったです!

今まで観た大友作品の中で1番面白いと思いました。ちょっと小栗旬が不死身すぎないか、ってところと野村周平くんがネクタイ引っ張られてるところのCG感は気になったけど!

原作未読ですが、原作者はどういう脳みそしてるんですかね。本当に衝撃作です。先が読めずにずっと引き込まれてしまいました。
グロいと聞いていたのですが死体のグロさはR指定もないからか血みどろな以外はそれほどでもなく、耐えられました。

グロさより迫り来る恐怖や先の見えない不安感がずっとつきまとっていて、変な汗が止まりませんでした。。。
犯人の異常性を際立たせた作品は多いですが、それとともに小栗旬演じる主人公の芝居が本当に素晴らしく、妻役の尾野真千子さんの演技にも引き込まれて感情がぐらぐら揺るがされました。
映画で泣きそうになることはあまりないんですが、カエル男に対する恐怖はもちろん、起こっている現実と起きてしまった過去に対する切なさややるせなさにも頭がガンガンしました。。。
疲れた。。。笑

カエルさんが嬉々としてハンバーガー作ってる時はいち早く、やばい、これもしかして奥さんと子供のお肉なんじゃ。。。と思ってしまって息が止まりそうになりましたが、そうじゃなくて本当によかった。
でも全然安心出来なくて殺してやる殺してやるってなってる小栗旬に対して、頼むから早く殺してくれもう怖い!って本当に思いました。
やっとカエル男が捕まった、事件が終わった、はぁー。。。って思ったのになんだか伴う不信感、違和感。。。
心因性のアレルギー。。。!!!

最悪の終わり方ですね。最悪やーん!って思いましたが、どっちつかずより振り切っていて好きな終わり方でした。作品としてとても好きです。

松重豊さんはじめ刑事役など脇を固める方も名優揃いで、映画好きには眼福でした。小栗旬の目の演技、ずっと引き込まれてましたが、松重さんとの睨み合いもよかった!
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