ライミ

ミュージアムのライミのレビュー・感想・評価

ミュージアム(2016年製作の映画)
3.8
「ドッグフードの刑」
「母の痛みを知りましょうの刑」
「均等の愛の刑」
「ずっと美しくの刑」
「針千本飲ますの刑」

雨の日にだけ現れる猟奇殺人鬼

"カエル男"

彼の仕掛ける残虐非道な連続殺人事件。
そんな事件の数々を追う刑事沢村。
ジクソーパズルのピースを全て繋げた時に出てきた最後のターゲットは「沢村の妻」だった。

こー表現すると反感を買うのも承知ですが、"和製セブン"とは上手く言ったものだなぁと感じましたね。

"七つの大罪"に謎られた連続殺人の先に待っていた結末。
"5つの私刑"の先に期待する最悪のラスト。
雰囲気もとてもいい意味での気持ち悪さが上手く出ていたし、雨の日だけって言うのがよかったですね!

妻夫木くんは、やはり日本の俳優陣の中でも群を抜いた天才的な演技力の持ち主だなって改めて感じました!
悪役、そして漂う気持ち悪さ。
彼の右に出る演技を出来る人間は日本にはいないんじゃないでしょうか?そー思わせるほどの怪演でした。

カエル男が誰なのかを作品を観るまでわからない。という方がよかったなぁって感じました。
ライミ

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