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エリザベス 神なき遺伝子のaoringoのレビュー・感想・評価

エリザベス 神なき遺伝子(2014年製作の映画)
2.8
遺伝子治療やあらゆる病気の治療の可能性として、人間のクローンを作ることには一定の意義があるかもしれないが、倫理的にやっぱやめといたほうがいいんじゃない?って感じの映画。

トーンは暗く、眠たいときに見ると確実に寝落ちできそうです。

エリザベスというクローン人間の誕生、しかしその裏には隠されたイーサンという失敗の存在がある。そんな失敗を普通の家に匿ってる謎のセキュリティ体制が意味不明ではあったけど、例えば面倒を見てた夫婦がずっと子供を望んでたけれども、なかなか授からずに、自らイーサンの世話を申し出た経緯があったとかなら、それはそれで面白かったかも。(というか、そういう設定かな?と思って見てました。)

クローン技術は現在、生まれてくる子供に重篤な障害がある可能性がある以上、それを許すわけにはいかない、みたいな話があるらしいですが、普通に生まれる子供でも障害はあるし遺伝子検査してわかった上で産むことも許されてるから、クローンだとだめってのも論理破綻してそうな気がする。
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