このレビューはネタバレを含みます
2018/4/6
配給 ディズニー、ギャガ
「きっと、うまくいく」のアミール・カーン主演、というだけで良作な予感はしたけど、物の見事に良作でした。
脚本がしっかりしてる。
栄光輝かしい父が、母国インドにメダルを取らせるのに託したのは、実の娘だった。
それだけ色々な葛藤があるのに、
しっかりと父親の気持ちの流れ、喜怒哀楽を描いてる。
頑固な父親。インドの女性の社会的立ち位置。自分の夢を娘に押し付けているだけではないか?娘が自分を追い越してしまった時の切なさ。それを見ていた妹の気持ち。
ホントに秀逸な物語。
だからこそ、今までの賞金をアルバムにして取っておいたと分かった時は、涙涙でした。。
そして、何よりもレスリングが凄い。
役者たちがどれだけ努力と愛情を注いだかが、伝わる。あそこまでのレスリングシーンを撮るのは並大抵ではないと思う。
感服しました。
実話ってのがまた凄い。
ダンガル♬ダンガル♬
ダンガル=レスリング らしい。