まったくもって眩しい
陽の光が当たって眩しい
髪の長い5人姉妹の箱庭の世界が眩しい
青い海で制服びしょ濡れで遊ぶ笑顔が眩しい
しかし……トルコの片田舎
ストーリーが宗教色濃く「慣習」に触れ始めたとたん反動で闇が際立ってくる
少女達が古くからの「慣習」に縛られ極端に自由を奪われていく…叔父、祖母、近所のおばさんによって…いろんな国や旧時代の理不尽な文化に触れると、ほんまに辛くなる
しかし、祖母やおばさん達(女性)の伝統的な花嫁修行を教える姿や、男達から守る為に必死でサッカー観戦を阻止する姿には、この人達にとっては普通の「慣習」にすぎないのだろう。。。
日本ではありえない処女検査など…
気分の悪い展開に緊張感が半端なく、スクリーンに釘付けになりました(怒りの力)
末っ子ラーレの眼力、結末まで引っぱる意志の強さと行動力！素晴らしい末娘！革命児！この新生ギュネシ・シェンソイの名前は覚えておこう！
唯一の演技経験者三女エジェ役エリット・イシジャンもとても魅力的でした
次女セルマは、飛行機の中でエルギュヴェン監督にスカウトされたそうです♪
長女ソナイ、四女ヌル、オーディションで見出された自然な素材が当たりました!
監督の経験や思いの詰まった凄い映画には違いないでしょう……(たぶん、もう見ない)
男女比率半々だった劇場…
終演後、エンドクレジット終了明るくなるまで座っていたのは女性だけでした…珍不思議現象
