このレビューはネタバレを含みます
どうしようかなり好きだった。
娘との確執から意地を張って後に引けなくなったおじいちゃんと、家族の離散で傷付いた都会っ子の孫たちが次第に互いを信頼していく。
プロヴァンスの陽気な雰囲気と夏休みという非日常感が家族愛の美しさをより引き立ててる。
テオがポールの手を取ったところから、愛の連鎖。ポールがアンドレアを、そしてその2人がレアを。人の心を溶かすのは人なんだなと…。
相手のことを知って、受け入れて、叱って、許して、って当たり前のことのようだけど長い人生や忙しなく過ぎる日々の中で忘れてしまうものなのかも。
気持ちは言葉にしないと分からないし、言葉は行動に移してより伝わるんだなと再認識。
夏休み、おじいちゃんとハグしよ。