フィリピンのスラムを舞台に、母親をお金で買おうとするストリートチルドレンのブランカと盲目のギター弾きピーターの交流を描く。
観終えてから知ったんですが、監督が日本人なんですよ(°_°)しかも長編デビュー作。この監督の経緯はとても興味深いものなので気になる方は調べてみて下さい(^^)
そしてもう一つ驚いたのが、主演であるブランカ以外のメインキャストは全て現地の人間だったとのこと。
テーマや環境はとても重たいものですが、それ程悲惨な印象は受けませんでした。それ以上に暖かさがあるんですよ(^^)作りもシンプルで観てる側に過度な負荷をかけません。そしてシンプルだけにセリフが深く突き刺さって来ます！子供達のセリフはもちろん、ピーターの放つ言葉が全て優しさで包み込まれるよう…😭
映像はカメラマンである監督ならではの美しさがあります！色合いが好きでした(^^)
主演のブランカ演じるサイデル・ガブテロちゃんは可愛いだけでなくなんか輝くものを感じます！そして歌も良い！他の出演する子供達にも生命力が溢れている！
ギター弾きのピーター・ミラリさん。作品完成後に逝去されました。この作品しか知らないけどとても寂しいです。
また１つ心深く染み込む作品が増えました。長谷井宏紀監督の今後に期待！
