前作でハンリーがCIA長官とIMF長官を兼務することになって終わり、両組織の関係性がどうなるのか、構造改革に着手するのか楽しみにしていたのに、やはりと言うか当然、構造改革が行われることはなく、それどころかハンリーはIMF長官だけに収まっていてガッカリです。劇中でも触れていたけど"左遷"ですから。イーサン達と現場でキャッキャキャッキャしてる場合じゃないですよ。
という訳で、今作も敵との闘いにCIAが横ヤリを入れるという構図は変わっておらず、前作からの続きものなので、敵対の構図にあまり変化がなく新鮮味がない。もはや安定感バツグンのスパイアクション映画である。
頬を見るとさすがにちょっと老けたかなと感じるもののトム走りは健在だ。50代中盤であれだけのアクションをこなすのは、はっきり言って異常です。40肩とか50肩とか無縁なんだろな。ウラヤマシイ。
次作では、IMF長官兼エージェントのイーサン・ハントが観たいですわ。
それと敵対相手がいつも西洋人なのも飽きた。中華系とか中東系にしてくんないかな。炎上必死だからムリだろうけどね。
