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ARGYLLE/アーガイルのxyzのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.7
前作のキングスマン:ファースト・エージェントが悪い意味でフツーの冒険活劇だったので、本作もマシュー・ヴォーンの毒気や趣味の悪さが抜けているのではないかと心配したけど杞憂だった。
まず音楽。なぜ今ディスコミュージックなのか意味が分からない(ただ否が応でも上がる⤴︎)し、ビートルズのNow And Thenを持ってくる(良く許可が下りたもんだ。それだけメジャーでオーディナリーな存在になったということか)とか、ある意味、究極の悪趣味だ。
小説家のエリーって一般的な主人公の体型じゃないし(失礼!)のに、途中からそういうことねってことで、山場のカラフル硝煙銃撃戦は一作目をの教会大虐殺とアタマボッカーンを掛け合わせて甘くしたら悪趣味度合いMAXだ。
という訳で悪趣味映画を拡散しているマシュー・ボーンが真の意味で悪の黒幕なのであった。
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