足らんティーノ

サブウェイの足らんティーノのレビュー・感想・評価

サブウェイ(1984年製作の映画)
3.6
弱冠26歳のリュック・ベッソンの長編2作目で出世作。

リュック・ベッソンの作家性の萌芽が詰まっている。
迷宮のような地下鉄で繰り広げられる逃走劇で、そこに住む個性的な住人たちとその独特な世界観は後の『フィフス・エレメント』系統の源流を感じるし、美女との非日常でプラトニックな純愛は『ニキータ』系統で、冒頭のカーアクションは『TAXi』、疾走感あるローラースケートの逃亡シーンは『ヤマカシ』を彷彿とさせる。

銃を持ったシンデレラ

俗世的な地下鉄とドレッシーなイザベル・アジャーニのコントラストがいいね。

2024-33/字幕
足らんティーノ

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