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日本で一番悪い奴らのStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2016年。原作は『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』(稲葉圭昭, 講談社文庫, 2011)。実話を基にしたフィクション。北海道警察で新人刑事が検挙率を上げるために違法捜査、暴力団関係者との交際、麻薬、拳銃の密輸、果ては資金繰りのための覚醒剤の製造にまで手を染めて行く。主人公が道を踏み外す際の勢いの良さ、銃器不法所持の検挙率を上げるためにロシアから拳銃を密輸する本末転倒感が印象に残る。後半の綾野剛の演技(特に発声)は浅野忠信っぽい。かつての主人公を思い起こさせる新人役の中村倫也の端正な佇まいが良い。
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