他のレビューにも多くある通り、完全にドラマを観ている層向けの作品でした。SHERLOCKシーズン3.5という感じ。
少なくとも、ふと映画館に行って偶然観賞して、『面白そう！ドラマシリーズも観よう！』となる作品ではありませんでした。本国では視聴率も高いのでその必要はないのかもしれませんが…。
国外でも公開される事を前提としているのに、新規ファンを増やす気のないこの作品構成は勿体ないなぁという感じが否めません。
製作者側が視聴者を選んでる感じが見てとれて、あまり気分の良いものではなかったな、と少しがっかり。
まぁでもドラマシリーズ好きな自分としては何だかんだ新鮮で楽しめたので評価は高めです。
『ジョン』ではなく『ワトソン君』、『gun』ではなく『revolver』、『The game is on』ではなく『The game is afoot』など、英語での細かい言い回しも時代に合わせて変化させていて、流石だなという印象でした。
あとベネカンの睫毛がキラッキラしてました…笑
