くーちゃ

クリーブランド監禁事件 少女たちの悲鳴のくーちゃのレビュー・感想・評価

3.3
2002年〜2004年に女性3人を誘拐監禁し、2013年に発覚した、オハイオ州クリーブランドの事件の映画化。

実話なので、ネタバレ表示しなくて言っちゃっていいですかね。(´•ω•`;)

これはもう想像を絶する酷さですね。
だって、最初に誘拐されたミシェルは、11年も監禁されてたんですからね。鎖に繋がれ、口にはナプキンみたいな布を詰められてですよ。
多分下着の着替えとかお風呂も入らせてもらえなかったんじゃないですかね。ボロボロのパンティ履いてましたけど、あれ誘拐当日に履いてたやつですからね。
ジャケにある縛られて吊るされてる映像のインパクトはかなり悲惨なものです。
レイプされ、妊娠するものの、殴られ蹴られて流産…
他の二人、アマンダとジーナも誘拐されてやって来ますが、ミシェルに比べればゆるく感じます。

非常に残酷な話なんですが、被害者に配慮してか、エロいシーンはほぼ見せてません。女性監禁なので、性行為目的っぽいんですが、理想の家族を作りたかったみたいな?理由(゚Д゚;ノ)ノ
クソ野郎の考えはよく分かりません。


そして、何と言っても可哀想過ぎるのが、他の二人は行方不明になった時大騒ぎになり、マスコミなど大規模な捜索活動が行われますが、ミシェルは誰からも捜されず、ポスターを貼られることもなかったことです。
なので、事件が解決された後でのシーンの方が泣けて、泣けて…


人間って怖い…
犯人のアリエル・カストロは父親でもあるのに、人様の娘にこんな酷いことが出来るなんて信じられない!
被害者は、まさか友達のお父さんとか知り合いがそんなことするなんて思わないから、疑わずに車に乗りますよね。そこが怖いところです。

最低のクソ野郎でした。
くーちゃ

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