土の中からこんにちは太郎さん

貞子vs伽椰子の土の中からこんにちは太郎さんのレビュー・感想・評価

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)
1.1
ビジューの付いた服を選ぶセンスで既に嫌。
それで顔立ち整った人に恐怖の演技させるって。
ポルノかよ(さまぁ~ず三村風)

とっつき易いジャパニーズホラー。
でも、親しみ易さと見下し易さを履き違えている感じがして非常に白けた。
コラボの時点で下らないから下らないのはひとまず良しとして、つまらないのは良くないと思う。
両作品の知名度に対し、後発の不発連発っぷりにヤケクソで抱き合わせてトドメ刺しに行った感じ。
敢えて下げると大衆にウケる。
進んで下がるとコンテンツごとコケる。

どんどん我が儘かつ頭悪くなっていって事態を拗らせていくキャラの活躍をもっと見たかった。
こんなに馬鹿馬鹿しいのなら、もっと暴走させて不利益をジャブジャブ出しつつ生存するエンドを見たかった。

監督いわく「"フレディvsジェイソン"を反面教師にして(あくまでも)ホラー映画作品として作った」らしい。
どこがやねん。
"フレディvsジェイソン"観てないけど。
呪いによる切断面がトウモロコシみたいなのは、パッと見は完全にコメディ(生き延びて生活するところまで考えるとホラー)
コメディなんだけど、呪術廻戦を知った後だと実感出来る怖さに変換される。
つまり、呪術廻戦は良い。
一方、こんなゴミ邦画をOPに組み込むのはまだしもつまらないテイストを作品にまで落とし込む某監督は◯◯だ。