このレビューはネタバレを含みます
ファンタジー版『秒速5センチメートル』
そうこの映画は、ハッピーエンドになったことで、真のファンタジー映画になったのでした。
ファンタジー版『秒速5センチメートル』と形容したとおり、この映画は、新海誠の作家性が強く表れている。
超映像美、音楽が効いたドラマティックな演出、ファンタジーとしか言えない純愛。
映画のどこを切り取っても、新海誠がでてくる。
そして、個人的にこの世界観が好き。
んで、
どこを切り取っても、新海誠って言ったけど、『ヒメアノール』と『時をかける少女』が頭をよぎる。
冒頭であれ⁉︎ あの歌じゃないの? と思い、途中で映画館で何度も聴いたあの曲が流れた時、
『ヒメアノール』っぽい、と、思う。
そんで、青春は走り抜けること。
自分が信じきったものに向かって、がむしゃらに走って走って走り抜けること。
そんな、シーンを観て、
うん『時をかける少女』だ!
と、こんな感想を持ったのは僕だけかな…
-ちょつぴりネタバレ-
ビッグバンインパクトなあの展開は、予想だにしなかったな。