てした

君の名は。のてしたのネタバレレビュー・内容・結末

君の名は。(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見た後の記憶を頼りにレビュー。

当時書店で働いていた自分はすかさず原作本を購入し2時間で読破、気になる点はあるものの映像化を楽しみにしていたのだけれどいざ劇場で見てみると全くの期待はずれ。

まず、新海監督の作品は秒速と言の葉の庭しか視聴したことのないニワカな自分ではあるが、君の名は。は本当にいただけない。

そもそも劇中で何度も何度もながれる野田洋次郎はなんなんだ?PVかよ、また音楽かよ…何見せられてるんだ?と、どんどん気持ちが萎えてくる。どんどん観る気がなくなる。途中で出て行こうかとさえ思った。(左右席が埋まってて、出て行くのは邪魔になるので思いとどまった)

ストーリーも結局どうしたいんだよ、と。個人的に、秒速や言の葉の庭のストーリーがとても好きなので同じ監督が作っているとは思えない劣化度。
【万人受けさせたいがため】にキャラデザを変えチープな恋愛ものに手を出したんだなとしか思えない。
以前の新海作品が好きな自分としては本当にがっかりした。

個人的にはストーリー駄目。音楽駄目。キャラデザ駄目。良かったところは背景の映像と神木くんの吹替のみ。

監督が神木くんの中には女子高生がいる。と、どこかで発言していたが、神木くんの吹替はとても良かった。そこだけは評価したい。

どうにも良さが理解できないが周囲は良かった良かったと言うので、評判はいいと思う。しかし自分には合わなかったのだな、と思うことにした。
新海監督の次回作がどうなるかによって自分の中での監督の評価も変わってくるのではないかな、と。

今後この作品を見返すことはきっと無いと思う。
てした

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