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何者のpeyukaのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.3

「内定」というものがどれほど
欲しいか。就活時代にとっては
これ以上の手にしたいものは無く、
早く手にしただけで優越感があり
本当にそれで正解なのかな?って
思っていたのを思い出した。

周りと自分との違いに劣等感があり
でも認められなくて周りを馬鹿にする
分析をしてしまう拓人。
裏アカで発散する気持ちもわからなくないが、結果何も出来ていない。
佐藤健なのに魅力を全く感じなかった。

それに比べて光太郎の台詞で、
「自分は就職活動がたまたま得意だった」
この何気ない言葉。皮肉にも、
性格や人柄を上手く表現しているなと
思った。知識力や戦略的な行動よりも
そうゆう人が採用されるケース、あるある。
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