ほ

何者のほのネタバレレビュー・内容・結末

何者(2016年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

いちゃもん難癖マンがただの男になるまでの話。

大学生のシェアハウスにしても内装が豪華で、主人公の座ってるクッション椅子は無印○品で1万で売ってるやつかな?と思ってからは、就活せんでも金あるのでは?とリアルな話なのにフィクションを強く感じてしまった。

でも途中の脳内演劇っていうメタ演出からのめりこめた。
じつはヒロインも主人公の裏アカを知っていて、そのあとだと今までの行動がちょっと怖く感じた。
内定ゲットだハッピー!エンドかと予想してたら、ネバーエンドでハッピーではなかったけど難癖マンがマン(男)になるまでの話としてよかったよ。

余談だけど、ピンドラの「きっと何者にもなれない。お前たちに告げる」とか映画桐島のエンディング思い出した。前者はともかく、後者は原作者が好きなテーマなのかもしれない。
ほ