Torichock

珍遊記のTorichockのレビュー・感想・評価

珍遊記(2016年製作の映画)
3.1
「珍遊記」

糞映画という紋所を掲げているくせに、しっかりと笑えて面白いとか、大人も笑えるベロベロバァを入れてくるうざったい三谷幸喜のしょうもない作品群とかじゃない。
バカ映画にさりげなくテーマ入れてきて泣かせようとしたり、いわゆるくだらない映画の中に"善きところ"を無理やりねじ込んでくるような、邦画コメディとかじゃなくて本当に良かった。

最後から最後まで、

ちんこ

けつのあな



うんこ

で突き通しやがったな、このヤロー!

客がブチギレて途中退場続出とか、「進撃の巨人」以上のクソ映画で酷評の嵐とか書かれていますが、そんなの褒め言葉だね!
倉科カナに、ちんこって何回も言わせて、田山涼成ジジィと笹野高史ババァのきっついシーンが見れるのも、この糞映画だけ。
ドラマ「ど根性ガエル」のヒロシで覚醒した、松山ケンイチのクズ人間演技、最高だぞ!
ってか、「進撃の巨人」とくらべてるやつ!
こんなクソ映画にさえ居場所はないぞ、三浦春馬にはなっ!この演技もシャバシャバな下痢俳優め!

てか、そんなのも分からないで、"もしかしたら、、、"とかいう刹那的な期待とかを抱いて行く方が本当にどうしようもないバカですよ!
こんなもん、どう考えたって面白いわけないじゃないですか!
これは金を払って、椅子に座って110分見続けることが面白い、そんな類の作品、

観に行く行為

が面白いんですよ‼︎

何年か経って、BOOKOFFで¥500で売られてるこのDVDを手にとって、

"おれはこの映画を、わざわざ映画館で観たのだ"

と自慢できる作品であることは間違いない。
蝶野にビンタされたくないですか?おれはされたいね。キャンプをしてたら、嵐になって欲しくないですか?おれは喰らいたいね!
その時は辛くても、笑い話になるから。
これはもう、そんなフルチンのように潔い心構え持った勇者への踏み絵映画なのだ。
この感覚が分からないやつはもう知らん!
「母と暮らせば」でも観てろ!

そんでいつか、こうも思うはずなのだ。

"誰だよ、このDVD売ったやつ!てか、売るってことは買ったのかよ、バカじゃねぇの!?そもそも、ソフトにしてセルアウトとかしてんじゃねぇよ、糞東映め!"

こんなことを思えるのも、映画館でこれを見た勇者だけなのだ。

みんな、最近いい映画見過ぎです。
そんでもって、映画館でいい思いをしようとしすぎです。
たまには、金でケツを拭くようなそんなクソ映画も悪くないだろう。
もちろん、その金も使うけどな!

ってか金を捨てちゃだめだよ、ケツは拭いていいけど。

みんな怒りすぎて、実でも出ちゃったのかい?え?このクソヤロー!
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